SUN SURF サンサーフ
1970年代設立のサンサーフは、東洋エンタープライズ社の代表ブランドです。東洋エンタープライズ社は、ハワイのアロハシャツ黄金時代である1950年代に「港商商会」の社名で、現在ヴィンテージとして扱われるアロハシャツを実際にハワイから受注、製作、そしてハワイへ輸出していました。
その後社名を「東洋エンタープライズ」に変え、1970年代にアロハシャツブランド「Sun Surf サンサーフ」を設立しました。1980年代からは当時のアロハシャツに限りなく近い色や素材、縫製に強いこだわりを持ち、本格的なヴィンテージアロハシャツのレプリカを作り始めました。
しかし、ヴィンテージの風合いを持つレーヨンが現代には流通していないため、研究に研究を重ねオリジナル生地を開発しました。さらに身頃に現れるデザインの配置や、ポケットの柄合わせ、配色にまで徹底的にこだわりながら、現在までアロハシャツを作り続ける姿はまさに職人技です。
日本製ならではの、上質な素材と製法で再現しているサンサーフのアロハシャツは、希少で入手困難なヴィンテージアロハシャツと同じデザインを、眺めるだけでなく、実際に着て楽しめるため、コレクターには最高の存在です。サンサーフのアロハシャツの美しい色合いやデザインは、まさにアートの世界と言えるでしょう。